「The英会話ビアンカ」FAQ

ビアンカ FAQ 学習内容篇

(1)<<SIM同時通訳方式>> とは、どんな学習法ですか?
(2)英語力がなかなか伸びないのは、自分の能力不足でしょうか?
(3)なぜ、日本人は英語に弱いのですか?
(4)「語順の問題」が、なぜ重大なのですか?
(5)「センスグループ」とは? また、その「句切り方」は?
(6)「日本語」を介さず、英語を英語のまま理解すべきではないのですか?
(7)なぜ、「全文訳」を載せないのですか?
(8)ビアンカの日本語訳はブツ切れで、変な日本語に聞こえますが?
(9)“通じる発音”が、簡単に身に付く <<音節リズムの法則>> とは?
(10)「英語の思考法が身につく」とは、どのようなことですか?
(11)ボキャブラリー(語彙)は、どのように増やせばよいのですか?
(12)英文法は、どの程度勉強すればいいのですか?
(13)英会話スクールに通った方がいいでしょうか?
(14)学習上の「質問や相談」は、どうすればよいのですか?


(1)◆ <<SIM同時通訳方式>> とは、どんな学習法ですか?◆

一般に日本人は、英文を読む際に「英語の語順」をいったん崩して、「日本語の語順」に置き換えて理解しようとします。これが「返り読み」です。「返り読み」は諸悪の根元で、英語を速読することができなくなったり、リスニング下手の原因になります。

この問題を解決するのが <<SIM同時通訳方式>> です。英語を英語の語順のまま、文頭からセンスグループ(意味の取れるまとまり)ごとに理解していきます。 <<SIM同時通訳方式>> で訓練すると、英米人のような「英語の思考法」が身に付きます。

「返り読み」で英語を訳読することに慣れた日本人にとって、「英語の思考法」を身に付けることは、大変難しいことですが、ビアンカの <<SIM同時通訳方式>> で訓練すると、短期間のうちに「英語の思考法」がマスターできます。


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(2)◆英語力がなかなか伸びないのは、自分の能力不足でしょうか?◆

あなたは、自分の英語力が伸び悩んでいるのは、「自分の能力不足が原因」だと考えているようですが、それは違います。

そのように考えるのはすぐに止めてください。そう考えている間は絶対に英語は上達しないからです。

あなたのスコアが伸びない原因は、あなたの能力や努力とは別のところにあるのです。それは、どういうことかと言いますと、「あなたは、今、効率の悪い学習法によって、ムダな努力をしている」ということなのです。

例えば最近、よく耳にする次のような学習法があります。

「子供が言葉を覚えるのと同じ方法で・・・」
「シャワーのように、ただ聞き流すだけで・・・」

本当に、そんな方法で学習効果が上がるでしょうか?

確かに、どこの国の子供も、自然に母国語を覚えます。あなたも私も経験済みのことです。しかし、それは子供だからできることで、大人になってからでは無理なのです。なぜなら、次に述べるように、条件が違いすぎます。

<1> 日本人の大人は、すでに日本語という母国語を身につけています。その体に染みついた日本語の言語認識が、外国語の進入に対して強く干渉し、外国語学習の邪魔をします。
<2> さらに、日本人の大人は、学校教育によって、知識偏重の「受験英語」や訳読偏重の「使えない英語」を身に付けてしまっています。あんがい、これが大きな障害となっているのです。
<3> 大人と子供では脳の働きが違います。大人になればなるほど記憶力が減退します。
<4> そして、決定的に幼児と異なるところは、大人には「時間」が無いということです。
赤ちゃんが生まれてから、小学校に入学するまでに、母国語に触れている時間が約3万時間あります。それに比べて日本の大人の英語学習時間は、せいぜい1日2時間取れればよい方でしょう。3万時間を消化するのに、何と40年もかかります。

いかがですか?「子供が言葉を覚えるのと同じ方法で・・・」のやり方には、大きな錯誤があると思いませんか。これでは、どれだけ「ムダな努力」を続けることになるか分かりません。

では次の「シャワーを浴びるように、毎日聞き流すだけで・・・」という学習法はどうでしょうか。

学習者にとって、意味のわからない英語は一種の雑音です。雑音としか聞こえない英語をいくら聴いても、英語がわかるようにはならないでしょう。

そもそも、雑音は生理的に受けつけられないもので、フラストレーションが溜まるだけです。そのような学習法を長く続けることには無理がある、と言わざるを得ません。

このように一見筋が通っているような学習理論も、実は現実的でないことが多いようです。

では、私たち大人の日本人は、どうすれば英語が上達するのでしょうか?

その答は、「大人には大人の学習法がある」ということです。

外国語の習得には、記憶力が重要な役割をすることは当然ですが、大人には「記憶力の減退」を補って余りある能力があります。

例えば、「理解力」は年齢を重ねるに従って強化されます。理解して覚えたものは、確実に脳に刻み込まれ、忘れにくいものです。ただ、暗記するのではなく、「論理的に理解する能力」をフルに生かした学習法が、大人には向いているのです。

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(3)◆なぜ、日本人は英語に弱いのですか?◆

ここで、日本人が英語に弱い「本当の理由」を抑えておきましょう。この点を明らかにしておかないと的確な対応が出来ません。このポイントと真正面から取り組んでいない教材は、問題から逃げているのであって、学習効果が上がるはずはありません。

さて、日本人の英語力は、諸外国に比べて、非常に低いと言われています。TOEFLの実績でも、アジアの近隣諸国の中で、最低レベルです。しかし、日本国民の教育レベルや英語の学習環境は、世界的に見てもトップクラスです。


私たちは、中学・高校だけでも6年間英語を学習しています。
駅前には、「英会話スクール」が並んでいます。
書店に行けば「英語教材」が溢れています。
ラジオやTV番組にも、毎日「英語のレッスン」が流れています。
町の至る所に「塾」があり、幼稚園には「英語のクラス」があります。
国を挙げて、資格試験を応援し、TOEICの受験者数では、世界の60%を日本人が占めています。
様々な「留学」ルートがあり、数多くの斡旋業者がおり、簡単に留学も可能です。


それにもかかわらず、英語をコミュニケーションのツールとして使いこなせる人は、ごくわずかしかいないというのが現実です。

本来、日本人の素質は非常に高いはずです。現に、日本は優秀な人材を数多く輩出し、資源の乏しい狭い国土で、世界第2位の経済大国を築いているのですから。

その日本人が、なぜこれほど英語が苦手なのでしょうか?
それは、次のような、「日本語の”特殊性”」に原因があります。


 1.  日本語と英語では、「語順」が大きく異なる。
 2. 日本語に比べて英語の音韻は大変多く、また、音が変化したり、消えたりして 「発音」が複雑である。
 3. 日本語と英語では、まったく異なる「文字」を使い、文字認識も違う。


このように世界的に見ても、日本語はきわめて特殊な言語体系を持った言葉なのです。

つまり、「英語と日本語は、世界で最も大きな隔たりを持つ言語である」ことが、日本人の英語習得を難しいものにしているのです。

日本人の英語下手の原因は、決して日本人の能力が劣っているからではありません。また、怠けているからでもありません。

フランス人やドイツ人が英語を学ぶときには、ただ「言い換え」で済んでしまうところを、日本人が英語を学ぶ場合は、言語認識そのものを変えていく必要があるのです。

英語は、日本人にとって、もともと”習得し難い言語”なのです。
教材を制作する側も、この点をよくわきまえていないと、本当に効果の上がる教材は作れないのです。

ところが、市販の多くの教材は、この本来の難しさを直視することを避けています。
ですから、「ただ聞き流しているだけで・・・」などという安易な学習法が、まかり通っているのです。

ここは、非常に大切なところで、教材を選ぶ時の最重要ポイントです。

「日本語の特殊性」の中でも「語順の問題」は、その重要性を見落とされてしまいがちですから、注意する必要があります。

「文字の違い」や「発音の違い」は誰にでもすぐに分かりますから、自分の習熟度に応じて、それなりの意識を持って学習できます。

ところが、「語順の問題」については、自分がどれだけ認識し、どれほど対応できているのか、なかなか分かりにくいのです。中には、「語順の問題」を全く意識していない人さえいます。

つまり、「語順の問題」をおろそかにしていることこそ、日本人の英語下手の最大の原因なのです。あなたも、まず「語順の問題」の重要さを認識しなければ、英語力を飛躍させることは難しいでしょう。



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(4)◆「語順の問題」が、なぜ重大なのですか?◆

私たち日本人が言葉を作っていくとき、意味を表す単語を「助詞」などでつなぎ合わせていくのですが、英語にはそういう概念はありません。世界的に見ても、こういうタイプの言語は、きわめて特殊なのです。

しかし、反面、このお陰で日本語は、あまり「語順」を意識しなくても意味が通る、便利な言語となっているのです。それに対して英語は、語順で意味を取っていく語順重視の言語といえます。

ですから、日本人が英語を学習するとき、まず、その「助詞などでつなぎ合わせていく」という習慣を、取り払ってしまわなければなりません。そして「言葉をどう並べていくか」という考え方に切り替えていく必要があるのです。

英語と日本語の語順の違いを端的に表すのが「動詞」の位置です。「日本と日本語大論争」の著者ジャック・ハルペン氏は次のように喝破しています。

「英語ではいつも動詞が先に出たがっています。ところが日本語では、いつも動詞が最後に来たがる。これが両言語の最大の違いです」と。

次の2つの文章を見てください。

<1.英語>  I was reading a book which my father gave me yesterday.

<2.日本語> 私は、昨日、父がくれたところの本を、読んでいた。

この二つの文章は同じ内容ですが、文章の根幹である、主語(S)と述語動詞(V)の位置関係に注目してください。英語では主語のすぐ次に述語動詞「was reading」が来るのに対して、日本語では文章の最後に「読んでいた」と来ます。

このように、英語の特長は、「S+V」を先に持ってくることです。これに反して日本語は、まず付帯状況を細かく説明した後で、最後に動詞を持って来ます。

つまり、日本語では、理由を先に述べてから、結論を最後に言うことになりますが、英語は、真っ先に結論を言い放ってから、後でその理由を詳しく述べるのです。

また、日本語は、細部を説明した後で全体像を示しますが、英語は、最初に全体像を言ってから、その細部を後ろにもってきて説明します。

このように、私たちが英語を学習しようとするとき、「語順の問題」に対する認識を、根本的に転換しなければならないことがわかります。

実は、この「語順の問題」が、日本人が英語を習得しようとするときに立ちはだかる、大きな障壁となっているのです。

なぜなら、この「語順の問題」を処理する方法として「返り読み」という手法を、取り入れてきたからです。

ところが、皮肉なことに、この「返り読み」の習慣こそ、日本人の英語が上達しない、最大の原因になってしまったのです。

この「返り読み」には、致命的な欠陥があります。

それは、文頭から文末まで行ったり来たりするので、「あまりにも時間がかかり過ぎる!」ということです。

ビジネス上で、手紙やメールを読むにしても、また、TOEICテストの膨大な問題を読むにしても、そんなに時間をかけていられません。このような「返り読み」をしている人は、ビジネスシーンにおいても英語資格試験においても、はかり知れない損失をこうむっているのです。

さらに「返り読み」の弊害は、実に恐るべき問題をはらんでいます。

それは、「リスニングができなくなる!」ということです。

なぜなら、リスニングは待ったなし!次から次へと相手の英語が追いかぶさって来るのに、その都度、文頭に戻って確認することなどできないからです。多くの日本人が、リスニングを不得手としていますが、その本当の理由は、このような「返り読み」にあったのです。

つまり、「返り読み」こそ日本人の英語下手の最大の原因だったのです。さて、この解決法はあるのでしょうか?

ご安心下さい! ビアンカの<<SIM同時通訳方式>>が、「返り読み」の問題を解決しました!。


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(5)◆「センスグループ」とは? また、その「句切り方」は?◆

「センスグループ」とは、それ自体で意味がとれる単語のまとまり(フレーズ)です。句切り方にはいくつかの基準がありますが、おおむね、初級者は短めに、上級者は長めに句切ることになります。主な句切り方の基準は次の通りです。

(1)主語・動詞をひとまとめにする。(短いものは目的語や補語を取り込むことがある)
(2)前置詞句をひとまとめにする。
(3)中間部分で「that 節」などが入る場合は、その中でさらに主語・動詞などの句切りを入れる。
(4)センスグループ内では、原則1回の「返り読み」を可とする。

以上が一応の基準ですが、絶対的なものではありません。むしろ、文章の長さや、学習者のレベルによって変えていく方がよいのです。いずれにしてもセンスグループはひとまとめにして、一瞬にパッと意味がとれなければなりませんので、その「意味がとれる長さ」がセンスグループの限度ということになります。

  He told audience that the team's experiment had ended in afailure.

上の例文では、先ず、基準(1)に照らして“He told”で句切り『彼は話した』と理解します。しかしこれだと短いと感じる場合は、目的語まで組み入れ “He told the audience ”までまとめて、『彼は聴衆に話した』と理解します。

このとき大切なことは、『彼は聴衆に話した』と理解すると同時に「何を話したのかな?」と次を「期待」(anticipation)することです。

次に「that節」が来て“that the team's experiment had ended”までを『そのチームの実験は終わった』と意味をとります。そして、ここでもまた同時に、「どのように終わったのかな?」と次を「期待」し、その『終わった』という言葉を頭の中に「保留」(retention)しておきます。

最後に前置詞句“in a failure”が来て、『失敗に』と理解したところで、頭の中で先ほど「保留」しておいた『終わった』をパッと結びつけます。ここで、前に「期待」したものがすべて充足されることになるのです。

ただし、ビアンカを学習するにあたって、「センスグループの句切りができなければならない」ということではありません。学習の中で、あらかじめ句切られた英語を繰り返し聞いて訓練しますので、句切り方は自然にわかるようになります。

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(6)◆「日本語」を介さず、英語を英語のまま理解すべきではないのですか?◆

英語学習の最終目標は、「英語を英語のまま理解する」レベルに到達することです。しかし、そこに至るまでは、「日本語の力を借りて英語を理解する」過程が必要です。なぜなら、その方が効率的だからです。

最近、『英語は英語のまま理解させる』ということで、最初から「ナマの英語だけをそのまま聞かせる」教材が出回っていますが、決して有効な学習法だとは言えません。大人の日本人に、最初から「日本語を介さずに英語だけで」理解させることは無理な話なのです。それはたとえて言えば、「泳げない人をいきなりプールに投げ込む」ようなものです。

大人の日本人には、すでに日本語と結びついた概念ができ上がっています。そこへ新たに、日本語を一切介さず、英語だけであらゆる概念を再構築することは、ほとんど不可能に近いことなのです。例えば、“democracy”の概念を「民主主義」という日本語を与えないで、英語だけで理解させようとすると、これは至難の業です。

また、分からない英語は一種の雑音でしかなく、いくら聞いても分かるようにはなりません。それどころか、雑音を聞くのは生理的に耐えられないものなので、学習が長続きしません。やはり、日本にいる日本人の大人は、英語学習のレベルに応じて、日本語の助けを借りなければ、大量の時間と労力を無駄にすることになるのです。

ビアンカの <<SIM同時通訳方式>> では、日本語の助けを借りますが、それは、あくまでも「英語の思考法」を身に付けるための手段です。ですから、常に英語の語順を崩さない形で、日本語の力を活用していくのです。

<<SIM同時通訳方式>> で訓練を積むと、英語が英語の語順のまま、センスグループごとにパッパッと理解できるようになり、次第に日本語の助けを必要としなくなっていきます。

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(7)◆なぜ、「全文訳」を載せないのですか?◆

「全文訳」は日本語として非常に整っているので、日本人には読みやすく、理解しやすいものです。「全文訳を読みたい」という欲求は理解できます。しかし注意すべきことは、全文訳とは、英語の語順を崩して日本語の語順に置き換えたもの、つまり「翻訳である」ということです。

<<SIM同時通訳方式>> では、英語の語順のままセンスグループごとに理解する訓練を通して「英語の思考法」を養成していきますが、この段階で「全文訳」に接すると、日本語の語順に引っ張られて、「返り読み」に戻ってしまいます。

つまり、英語の語順で考えるからこそ「英語の思考法」が身に付くのであって、日本語の語順の「全文訳」で英語を理解しようとするのでは、元も子も無くなってしまうのです。

私たちの英語学習の目的が、「翻訳家になるため」ではなく「英語でコミュニケーションをとること」だとすれば、「日本語の思考法」からできる限り離れて、「英語の思考法」に徹しなければなりません。


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(8)◆ビアンカの日本語訳はブツ切れで、変な日本語に聞こえますが?◆

<<SIM同時通訳方式>> では、「英語の思考法」を身に付けることを目的としています。そのため、英語の語順を崩さず、英文をセンスグループごとに句切って、できるだけ原文に忠実な日本語のSIM訳を付けて理解します。

このときのSIM訳は、あくまでもセンスグループごとの意味をとるための手段であり、英語の語順を崩して、整った日本語に翻訳するのが目的ではありません。つまり、「意訳」はしないのです。

だから、日本語の部分だけを見ると、おかしいと思うのは当然です。それは、日本人が普段目にしない、不自然な語順の日本語だからです。

しかし、ここが <<SIM同時通訳方式>> の最大の特徴です。センスグループごとに付けられたSIM訳だからこそ、英語の語順を崩さずに理解することができるのです。

たとえばHopにおいては、このSIM訳のおかげで、センスグループごとの英語の意味が瞬間的に把握できるようになります。そして次のSkipに移ると、もう日本語の力を借りなくても、自然に内容がイメージ化できるようになっているのです。

表面的な「日本語の不自然さ」にとらわれていると、いつまでたっても効率の良い英語学習は出来ません。一刻も早く <<SIM同時通訳方式>> の本質を理解することに目を向けて、「英語の思考法」を身に付ける学習に取りかかってください。


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(9)◆“通じる発音”が、簡単に身に付く <<音節リズムの法則>> とは?◆

日本人にとっては大変難しいとされる「発音」の学習ですが、<<音節リズムの法則>>という根本的な原理さえつかめば、あんがい簡単に「通じる発音」が身に付きます。

日本人には、「母音とセットになっていない子音だけの音は、言葉として認識しない」という問題があります。その理由は、日本語では、いつも子音と母音がワンセットであり、子音だけ単独に存在するという例がないからです。(ただし母音だけは単独に存在します)


“script” ⇒ ⇒ ⇒ [sukuriputo]
ス ク リ プ ト


いかがでしょうか。あなたもこのように発音していませんか?このように、子音を母音とセットで発音したがる日本人の習性は、英語学習の大きな障害になっています。

いったん日本語を習得してしまった日本人の大人は、日本語としての音の枠組みができてしまっています。そこに馴染みのない英語の音が入ってきたとき、無意識に日本語の枠組みに当てはめて聴いてしまうのです。

こうして、「カタカナ英語」が幅をきかすことになるのですが、これは、方言や訛りと同じように、なかなか抜けないものです。私たち日本人が、英語のネイティブと同じような発音を身に付けることは、至難のわざと言わざるを得ません。

それでは、「カタカナ英語」で良いのかというと、それも通じなければどうしようもありませんし、だからと言って、あまりにも発音を気にしていたら、何も話せなくなってしまいます。

こう考えてくると、私たちが当面の目標とすべき「発音レベル」は、ネイティブと「同じ発音」ではなく、ネイティブに「通じる発音」ということになります。

つまり、英語の発音については、相手が聞き取れるだけの正確さを心がければ良いのです。私たちも外国人に対して、日本人と全く同じように日本語を発音することを要求しません。当面の目標は「通じる発音」です。それ以上、発音に磨きをかけていくのは、その後でも遅くないのです。

日本人には難しいと言われている「R」と「L」や、「th」の発音の練習なども、もちろん必要ですが、「通じる」発音のためにはまず <<音節リズムの法則>> を身に付けることの方がより大切なのです。

こうした考え方を基にして、当研究所が体系付けた発音訓練法が <<音節リズムの法則>> です。

<<音節リズムの法則>> とは、「音節の数、つまり母音の数によって発音の拍数が決まる」というものです。つまり、1音節なら1拍で、2音節なら2拍で、3音節なら3拍で 発音すればいいのです。
具体的に例をあげて説明しましょう。

● script 
先ほどの例、scriptですが、このscriptの子音にそれぞれ母音を付けて、スクリプト[sukuriputo]と発音すると「音節リズム」が狂って5拍になってしまいます。これでは欧米人には全く通じません。skriptは母音がひとつです。つまり1音節の言葉ですから、1拍にまとめて発音しなければなりません。そうすると「通じる」発音になります。

● milk 
普通にミルク[miruku]と言うと、「ミ・ル・ク」と3拍になってしまい、それでは絶対に通じません。1音節ですので一拍にまとめて「ミゥク」と発音します。

● handbag

母音がふたつで2音節なので、「ハン・バグ」と2拍で発音します。
「ハン・ド・バッ・グ」では4拍になります。

● Not at all.

<<音節リズムの法則>>は、文章になっても同じです。
「ノッ・ト・ アッ・ト・ オー・ル」では6拍でリズムが違います。
母音が3つなので、「ノッ・タッ・トー」と言うように発音すると通じます。

ただし、 <<音節リズムの法則>> には、次の3つの例外があります。

例外(1) 母音が連続しているときは、それを1つとみなす。


例えば、beautiful の中の母音を数えると e, a, u, i, u と5つです。
しかしe, a, u は連続していますので1つとみなします。したがって beautiful は3音節ということにります。

例外(2) 語尾の e は基本的に母音とみなさない。

例えば、Take , place などは最後の e を含めると2つの母音がありますが、語尾のeは母音とみなしませんので、これらの単語は1音節ということになります。
※me など例外の例外もあります。me は1音節の単語です。

例外(3) y は基本的に母音とみなす。

例えば、Sydney は e 、syrup はuとそれぞれ1つしか母音がありませんが、yを母音とみなしますので、これらはそれぞれ2音節ということになります。
これら3つの例外を踏まえた上で、母音の数を数えることで、音節の数がわかります。

このように英語は、 <<音節リズムの法則>> に従って、母音の数、つまり音節の数で拍数を取って発音すると「通じる発音」になるのです。 <<音節リズムの法則>> が身に付くと、子音に母音が付いてしまう日本人特有の「カタカナ発音」のクセも直ります。

さらに、「音節リズムの法則」を会得すれば、発音だけでなく「リスニング力」も向上します。なぜなら、人間は、「自分と同じ発音が、一番聴き易い」からです。自分の発音が正しく流暢になればなるほど、ネイティブの発音が聴き取りやすくなります。

逆に、ネイティブの発音より、日本人のカタカナ英語の方が聴き取りやすいという時は、自分の英語が、まだ「カタカナ英語」の域を脱していないのす。

このようにして、 <<音節リズムの法則>> の訓練を積んでいけば、英語の発音がますます良くなり、発音が良くなるに従って、リスニングの実力もどんどん付いてくるのです。

「音節リズム」さえ合っていれば、国際会議の例などでも明らかなように、少々発音に訛りがあろうと、クセがあろうと通じてしまいます。つまり、 <<音節リズムの法則>> を押さえておくことが、「通じる発音の秘訣」と言えるのです。



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(10)◆「英語の思考法が身につく」とは、どのようなことですか?◆

「英語の思考法が身につく」とは、ひとことで言うと『英文を英語の語順のままで感じ、英語の語順で考えることができる』ということです。

<<SIM同時通訳方式>> とは、端的にいうと、「英語の思考法」を身に付けるための学習法です。 <<SIM同時通訳方式>> で「英語の思考法」が身につくと、英語を聞くときも読むときも、日本語の語順に直さないで、センスグループごとに英語の語順のまま理解できるようになります。また、話すときも書くときも、日本語で考えたものを英語に直すのではなく、英語が英語の語順でスラスラと出てくるようになるのです。


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(11)◆ボキャブラリー(語彙)は、どのように増やせばよいのですか?◆

大人になってから単語帳などで語彙を増やそうとしても、努力の割には成果が上がりません。それは、記憶力が減退していることと、覚える作業が単調で、すぐに飽きてしまうからです。やはり、言葉は文章や文脈の中で覚えていくのが最も効果的です。

ビアンカのHopでは、センスグループごとに英語と日本語が交互に吹き込まれており、これを繰り返し聞いているうちに、自然に英語の単語や用法が身に付く仕組みになっています。

また、ビアンカは楽しい会話を素材にしてありますので、印象的な場面のイメージが、使われている英語としっかりと結びつくので、その英語は深く記憶に刻み込まれます。

いったん <<SIM同時通訳方式>> を会得すると、急速にボキャブラリーが増えます。つまり、「英語の思考法」が身に付き、英語を頭からスラスラと理解できるようになれば、新聞や雑誌を読んだり、ビデオや映画を見ることが楽しくなり、ますます多くの英語に接するようになるからです。

記憶法としては古典的な方法ですが、単語を発音しながら書き写していくやり方が効果的です。それは、目・口・耳・手などの感覚を一度に使って覚えていくからです。このとき、関連語句はなるべく一緒に覚えるようにしましょう。例えば、The House of Representatives(衆議院)が出てくれば、ついでにThe House of Councilors(参議院)も覚えるのです。

また、「語源学習法」といってラテン語やギリシャ語の語源を知っておくと、言葉の構成要素から意味を推測できるようになり、難しい単語などの記憶を助けます。

読み物として手軽なのは、「週刊ST(ジャパンタイムズ刊)」や「ASAHI WEEKLY(朝日新聞社刊)」など、日本語の対訳付英字新聞です。

有効な利用法としては、興味のある記事を1つ選び、繰り返し「SIM音読」をするのが良いでしょう。意味がわからないところは、日本語訳で内容を確認し、内容を理解した記事を、繰り返し「SIM音読」します。その時、覚えようとする新出単語は、特に意識的に意味を押さえながら音読します。


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(12)◆英文法は、どの程度勉強すればいいのですか?◆

あなたの学習の動機が、「英語でのコミュニケーション能力を付けたい」あるいは「TOEICのスコアを上げたい」などである場合は、学問的な「知識としての英文法」は必要ありません。

ただし、聴いたことを正確に把握し、相手に自分の言いたいことを正確に伝えるための、「実践的な英文法」は身に付けておかなければいけません。

TOEICテストに出る文法問題も、「文法知識」があるかどうかを問うのではなく、「文法的処理能力」を計るために設定したものばかりです。

これに対応するには、文章構成が理解できる範囲の、基礎的な文法力があれば充分です。つまり、中学3年生程度の文法力が頭に入っていれば大丈夫ということです。

ただ、実践的英文法は「知っているかどうか」ではなく「使えるかどうか」が問題ですから、知識を詰め込むのではなく、無意識のうちにも使いこなせるよう訓練しなければなりません。

具体的には、日頃の「読む・書く・聴く・話す」などの学習を繰り返す中で、文法運用力を向上させていく必要があります。文法力も「使う」ことによって、初めて伸びていくものであることを肝に銘じておいてください。



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(13)◆英会話スクールに通った方がいいでしょうか?◆

まだ語学力が低い段階で英会話スクールに通っても、高い授業料と貴重な時間を無駄にすることになると思います。

多くの生徒は、クラスの中で満足な会話も出来ないまま苛立っています。それでも最初の頃は、何故か勉強したような錯覚に陥り、しばらくは機嫌良く通います。しかし、その内、浮いた気分に浸りきっていた自分に気付き、何の効果も上がっていないことに落胆します。そして、レッスンを重ねる毎に、自分の英語力の無さに思い知らされて、次々と挫折していくのです。

英会話スクールはあくまでも「会話の場」を提供するだけだと考えてください。生徒側に、その「場」を充分使いこなせるだけの力がなければ、英会話スクールも役に立ちません。せいぜい外国人アレルギーを緩和する程度の効果しか望めません。

英会話スクールは決して基礎的な英語を学習するところではありません。せめてTOEICテストで700点以上の語学力がないと、まともな英会話レッスンは成立しないでしょう。

以上の理由から、ビアンカで自己学習をしながら、英会話スクールに通うことは良いと思います。ビアンカで学んだ成果を確かめてみる、あるいは、自分の実力を試してみるという意味で英会話スクールに通うことは有効ですし、実力が上がれば上がるほど、自己学習との相乗効果が期待されます。


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(14)◆ 学習上の「質問や相談」は、どうすればよいのですか?◆

学習上の疑問についての質問や相談は、いつでも受け付けています。以下の方法でお問い合わせくだされば、専門のスタッフがお答えします。

電話:042−355−3051(平日10:00〜17:30)
メール:dan@tokyo-sim.com
FAX:042−355−2011


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